クラインガルテン(滞在型市民農園)とは|借りて試すか、農地付きを買うか

ドイツ発祥のクラインガルテンは、市民農園に「ラウベ」という小屋が付いた滞在型の仕組みです。基本は借りる制度で、農地付きの物件を買うのとはまったく別の話。違いを表で整理し、淡路島の農地活用まで書きました。
「クラインガルテン」という言葉をご存じでしょうか。ドイツ発祥で「小さな庭」「市民農園」を意味します。日本では、市民農園に「ラウベ」と呼ばれる小屋を付けた、滞在型の市民農園を指すことが多くなっています。
農作業を終えて、お風呂に入って、そのまま泊まれる。農業と暮らしがセットになった形です。淡路島でも、この考え方が効く場所がたくさんあります♪

クラインガルテンとは、要するに何か
- 農地を借りて、そこに滞在できる小屋が付いている仕組みです
- 運営は自治体や第三セクターが多く、公募で利用者を募ります
- 「買う」のではなく「借りる」のが基本。契約期間は数年で、更新の可否も決まっています
- 目的は農業だけでなく、都市住民と地域の交流による地域活性化です
ここが大事なところで、クラインガルテンは基本的に賃借の制度です。「農地付き住宅を買う」のとは、話がまったく違います。
「農地付き住宅を買う」との違い
| クラインガルテン | 農地付きの物件を買う | |
|---|---|---|
| 権利 | 借りる(期限あり) | 所有する |
| 手続き | 運営者への応募・審査 | 農業委員会の許可(農地法3条) |
| 初期費用 | 小さい | 物件価格 |
| やめるとき | 返せばよい | 売るか、管理し続ける |
| 自由度 | 運営ルールの範囲内 | 自分で決められる |
試すならクラインガルテン、腰を据えるなら購入。この順番で考えるのが安全です。いきなり農地付きの家を買って、草に負けて手放す——という話は実際にあります m(_ _)m
買う場合の手続きは農地付きの古民家を買う記事にまとめています。
淡路島の農地は、景色がいいんです
当社では、淡路島をはじめ全国の畑や田んぼを扱っています。なかには農業としてしか利用できない農地もあります。転用ができないので、住宅用地としての値段は付きません。
ところが、そういう農地に限って、海が絶景だったり、景色がよかったりするのです。もったいない、とずっと思ってきました。
だから当社でも新しい形のクラインガルテンを考えています。外観にもこだわった、海外のログハウスのようなラウベを置く形です。まだ計画段階ですが、一緒に構築してくださる農家さん、農業をしたい方からのお声がけをお待ちしています♪
いま扱っている、農地・農業用地
農業振興地域に指定された場所。9筆・600坪超です。
島でいちばん農業が盛んな南あわじ市。約250坪の田です。
1930年築の平屋に、田が二枚。本気で農のある暮らしをしたい方に。
よくいただくご質問
淡路島にクラインガルテンはありますか?
島内でも整備の動きがあります。公設のクラインガルテンは公募制で、募集時期と条件が決まっています。各市の農政担当窓口が窓口になりますので、最新の募集状況はそちらでご確認ください。当社が扱うのは民間の物件になります m(_ _)m
農業の経験がなくても大丈夫ですか?
クラインガルテンはむしろ初心者向けの仕組みです。地域の方が教えてくれる場も多く、道具を借りられるところもあります。まずここで数年やってみて、続きそうなら土地を買う——という進み方をおすすめしています。
「農業用としてしか使えない農地」は、買う意味がありますか?
耕す人にとっては、あります。転用できないぶん価格が抑えられていて、景色のいい場所も多い。逆に「いずれ家を建てよう」と考えている方には向きません。農用地区域(青地)は原則転用できません。ここは買う前に必ず確認します。
ラウベは自分で建てられますか?
農地に建物を建てるには、原則として転用の許可が要ります。農機具の収納など、農業に必要な小屋であれば認められる場合がありますが、「滞在するための小屋」となると話が変わります。やりたい形を聞かせていただければ、農業委員会への事前相談から一緒に進めます。
農地を活かす形を、一緒に考えたい
淡路島には、景色のいい農地が眠っています。これを活かす形を作りたいというのが、当社がずっと考えていることです。
農業をやってみたい方、農地を持て余している方、どちらのご相談も歓迎です。まずはお話を聞かせてください♪
気になる!と思われたら是非♪淡路島の未公開物件もあわせてご案内できます。