海の見える土地は「建て方」で景色が変わる|2階建てと3階建ての参考プランで比べてみる

「土地から海が見えるか」と「建てた家から海が見えるか」は別の話です。国道28号線沿いの土地に起こした参考プランを使って、2階建てと3階建てで見える景色がどう変わるか、土地を買う前に確かめるべきことを書きました。
海の見える土地を探されている方に、必ずお伝えすることがあります。「その土地から海が見えるか」と「建てた家から海が見えるか」は、別の話です。
立って見た景色と、床が上がって窓越しに見る景色は違います。階数が一つ変わるだけで、見えるものが変わります。実際に参考プランを起こした土地を例に、この話を書きます♪

結論:海の見える土地は、断面で考えます
- 前面に何があるか。建物、電線、擁壁、道路。目線の高さで遮られるものを確認します
- 床の高さをどこに置くか。1階を上げるか、2階リビングにするか、3階建てにするか
- 駐車場をどこに取るか。ここが決まらないと建物の配置が決まりません
- 土地の値段だけで判断しない。建て方で見える景色が変われば、価値も変わります
例——国道28号線沿い、区画割された土地
淡路市の国道28号線沿いで、プロの設計士による参考プラン付きの売り土地をお預かりしたことがあります。すでにご成約済みですが、参考プランがそのまま「土地の見方」の教材になるので残しておきます。
区画は2つに割られていました。
- B区画:389.76㎡
- C区画:565.71㎡
- BCセットで1区画:955.47㎡
どちらの区画も駐車場スペースを大きく取れて、庭も十分という広さでした。
2階建てで建てると、こう見えます


1階を駐車と収納、2階を居住にする組み方です。この形だと、2階の窓の高さが海に向きます。


ポイントは2階リビングです。「リビングは1階」という思い込みを外すだけで、同じ土地でも見える景色がまるで変わります。淡路島の海の見える土地では、これがかなり効きます♪
3階建てにすると、さらに変わります




3階まで上げると、手前の建物の屋根を越えて見えるようになります。ただし、上げれば上げるほどコストは増えますし、高さ制限や斜線制限にも当たります。
「どこまで上げれば、何が見えるか」を先に確かめる。これが土地から建てるときのいちばん大事な作業です。参考プランがあると、この判断が一気にしやすくなります。
土地を買う前に、プランを描いてみてください
参考プランは、買う前に「この土地で何ができるか」を確かめる道具です。
- 建ぺい率・容積率のなかで、実際にどれだけの家が入るか
- 駐車を何台取ると、建物がどう小さくなるか
- 窓の高さを変えると、景色がどう変わるか
これを土地の契約前にやっておくと、「買ったけれど思っていた家が建たない」を防げます m(_ _)m
当社では、こうした参考プランをご用意できる物件があります。「こんなプランはどうかな?」と悩んでおられる方も、ご相談ください。一緒に考えます♪
いま出ている、建てられる土地
よくいただくご質問
参考プランどおりに建てないといけませんか?
まったく必要ありません。あくまで「この土地でこういうことができます」という一例です。ご自身の設計士さんや工務店さんに引き継いでいただいて構いません。判断の材料として使ってください。
2階リビングは、住みにくくないですか?
階段の上り下りは増えます。年齢を重ねたときのことを考えると、悩ましい選択です。ただ、1階に水回りと寝室を置いて、2階をリビングにするという組み方なら、将来1階だけで生活を完結させることもできます。設計の段階で相談しておくと安心です。
3階建ては、どこでも建てられますか?
いいえ。高さ制限、斜線制限、用途地域の規制があります。また高くなるほど構造の要求が上がり、費用も増えます。まず「この土地で何階まで建てられるか」を調べます。これは私たちの仕事です。
建築費は、いまどのくらいかかりますか?
資材と人件費の高騰で、以前より確実に上がっています。島内の工務店をご紹介できますので、実際の見積もりを取っていただくのがいちばん確実です。土地の予算と建物の予算は、必ずセットで考えてください m(_ _)m
「この土地でどう建てるか」から相談してください
土地は、値段と面積だけでは決まりません。どう建てるかまで含めて、はじめて良し悪しが分かります。
気になる土地があれば、建てられる形を一緒に確かめましょう。ご相談だけの方も歓迎です♪
気になる!と思われたら是非♪淡路島の未公開物件もあわせてご案内できます。